転勤や帰郷でその家を使わなくなった

転勤や、帰郷に伴い元々住んでいた家を、そのまま空き家にしていたり、賃貸住宅として貸していたが入居率が悪くなり空き家になってしまったというケースも少なくないかと思われます。
建物のメンテナンスは思ったより費用がかかり、今の住居費とダブルになってしまうので、その家のメンテナンスにコストをかける事が出来なかったりしますよね。
そうなるとこれからお金を掛けずに賃貸住宅として募集をしても、なかなか賃貸入居が決まらなくなるものです。

こんな経験ございませんか?

3ヶ月前にも掃除に来たのに、来てみたら、窓やドア・雨戸までちゃんと閉めてあるのに「虫」や「蜘蛛の巣」・「埃だらけ」・「なんか臭い!」と不思議に思う事がありますよね。
実は木造や鉄骨住宅に限らず、鉄筋コンクリート造の住宅でも至る所に外部とつながる隙間がたくさんあるのです。
現代の高気密木造住宅でも、1㎡はあるのです。これは、建築の腕が悪かったわけではありません。
窓のサッシもどんなに高級なものでも必ず隙間があります。雨戸を閉めていても、風が吹き、砂埃が窓とサッシの間で乱気流と共に舞い、建物すべてのサッシの隙間から砂埃が侵入し、部屋中を埃だらけにしてしまうのです。

そして一番嫌なのが、虫等の生物!!!

当然、死骸もあれば、生きている虫も家の中に入り込みます。これらの生物もサッシの隙間や換気扇・排水口から入り込むのです。そして短期間で大量の蜘蛛の巣が家中に、しそて、その虫達を捕食するヤモリまでもが家の中で生活を始めてしまうのです。庭で小さなヤモリを見て「可愛いぃ」と思う事もありますが、そのヤモリ君たちが至る所に居ると正直ゾッとします。
特に排水口は、代表的な侵入経路です。排水口は、当然その先に下水道や浄化槽につながっていますよね。下水道や浄化槽の中身がどんな環境になっているかは、だいたい想像できますね!そうフタをしなければ、臭い、害虫が侵入するのです。排水口の中は排水トラップという構造になっていて、流した水でもってフタをしているのです。
その水で下水道や浄化槽のとの空間を遮断するのです。
となると、その水ですが・・・・意外と短期間で干上がります。その水のフタが干上がってしまうともう、そこは下水道や浄化槽と同じ空間となってしまうのです。

当社では、中古住宅の販売を主に行っておりますが、特に夏場は毎週オーナー様よりお預かりした物件の空気の入れ替えや、水周りの流水を行っております。行わないとすぐに臭いやコバエだらけになってしまいます。
虫も人の出入りがあると、不思議と寄り付かないのです。

代表的な侵入者

ハエ下水道から上がってくるものなので、一瞬で汚いイメージになる。
ゴキブリ当然のようにいます。
蜘蛛蜘蛛の巣だらけになり、片付けても片付けても再発生。
てんとう虫可愛いイメージだが、100くらいの集団で発見するので、衝撃的にゾッとする。
カメムシ至る所から散見する。
ヤモリ可愛いイメージだが、ドアを開けた瞬間、ボトボト!と落ちてくるとパニックになる。
コウモリ天井裏に大量の糞尿が溜まり、やがて天井が落ちるほどになる。
ヘビ発見したらどうにもならない。押入で抜け殻を見つけたら要注意

以上当社でよく発見する代表例です。
意外と、ハクビシンやネズミが目立ちません。